理研の笹井氏の会見を文字で追った感想ですが、彼はなにを訴えようとしたのか?彼女へのある種、愛のアピールなのか、自己愛に根ざした弁明なのか、理研の一員としての会見なのか、理研を切り離し、最悪理研を離れる覚悟をもって会見をいしたのか、はなはだ理解出来ないレベルのものだった。

若くして、栄誉を得て、どこかが足りない人物、そんな印象が残った。

識者が見た笹井氏会見 まるで「翻訳家宣言」- 産経新聞(2014年4月17日07時59分)

東大医科研特任教授・上 昌広氏

会見の始めに、笹井芳樹氏が「私が参加した時点で実験やデータ分析は終了しており、私の役割は論文の仕上げだった」「論文の文章を俯瞰(ふかん)する立場だった」などと語ったことに言葉を失った。会見は完全に失敗だった。「私は翻訳家です」と堂々と宣言したようなものだ。

組織論の専門家・大関暁夫氏

これまでのいきさつを見ても、理化学研究所は単なる科学者の集まりになっていて、組織としてまったく機能していない。そもそも小保方晴子氏、笹井芳樹氏という同じ組織に属する人間が別々に会見をすること自体が、一般的な感覚からするとおかしなこと。

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